寝不足で走るのは危険! マラソン中の心肺停止による突然死を甘く見てはいけない


先日開催された「小江戸川越ハーフマラソン2015」にて、マラソン中にコースの上でランナーが倒れてしまい、病院に搬送されたものの、残念ながらお亡くなりになるという出来事がありました。

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(画像:小江戸川越ハーフマラソンより)

なお、倒れた際に付近にいたランナーによって心肺蘇生などの応急処置が施されていた模様。ここから察するに、おそらく倒れた時には既に心肺停止状態であったと思われます。

今回はそんなマラソンやランニング中の突然死を防ぐ方法に関してまとめていきます。

 

マラソン中の心肺停止…確率は低いが致死率は高い

日本で開催されているNAHAマラソン(沖縄)で、2010年~2014年までの5年分の心肺停止者の統計が出ています。それによれば、マラソン中に心肺停止になるのは10万人中1.6人という確率でした。(日常生活の場合は10万人中数十人程度)

また、マラソン中に心肺停止になった場合の致死率に関しては、海外の研究データ(2000~2010年)が見つかりました。それによれば、マラソン中に心肺停止による致死率は約71%とのこと。(※1)

ちなみにですが、マラソンなどのスポーツの場面に限らず、普段の生活も含め心肺停止になった場合の致死率は89%と相当高いです(※2)。

心肺停止状態になった場合は、いかに早く人工呼吸や心臓マッサージ、AEDによる蘇生などの応急処置を行うかによって、生存確率が変動しますからね。仮に蘇生できたとしても、脳に後遺症が残る可能性も…。

 

 

疲労困憊、睡眠不足で走っていませんか?

マラソン前日まで仕事に追われ残業続き。休憩も睡眠時間もロクに取れず、睡眠不足で疲労困憊のままマラソンを走ることは、心臓にとってもあまり良いことではありません。マラソンそのものが心臓に悪いっていうツッコミはやめてね。

疲れていたり寝不足の状態だと心臓への負担が高まり、心拍数(脈拍)の増加、血圧がいつもより高くなることがあります。そんな状態でさらに心臓に負担をかけると心筋梗塞や狭心症、急性心不全などのリスクが高くなり、最悪の場合レース中に心肺停止、そのまま死に至ることもあります。

そうならないためにも、マラソンの日が近づいたら夜ふかしせずに睡眠をしっかりとり、疲労を適度に抜くこと。コンディションを整えていくことが重要です。

 

また、もしランニングやマラソン中に体調や心臓に違和感を感じたら、慢心や無理をせずにスタッフの方に助けを求めることが何よりも大切。

その結果、マラソンを途中棄権したという事になっても、また応募すれば走れますからね…抽選があればそれに再び勝たねばならないが。

なお、マラソン前日よりもずっと前から胸の痛みや苦しみを感じている場合は危険。この状態で走ったために心肺停止になったランナーも多いので、事前に念のため病院に行って検査を受ける、相談をすることを強くおすすめします。

 

ちなみにですが、マラソン中に心配停止で倒れたといえば、お笑い芸人の松村邦洋さんが有名ですね。

あの肥満体で東京マラソンに挑戦するものの、途中で倒れ心肺停止の状態になったというニュースがずっと前に話題に…。今現在は無事に生還して現在も「探偵ナイトスクープ」はじめ、芸能活動を続けておられますが、あの時ランナーだった管理人は、マラソンやランニング中に起きる心肺停止の恐ろしさをひしひしと感じたもの。

 

 

心肺停止にならない為のまとめ

  • 心肺停止になる確率は非常に低い。
  • しかし、心肺停止なった場合の致死率は高い。
  • 睡眠不足・疲労困憊の状態で走らない。
  • 心臓や体調に違和感を感じたら迷わずスタッフに声を。
  • 胸の痛みや違和感があれば、事前に病院へGO!

 

まぁ、できればAEDを使ったり使われる場面が無いまま天寿を全うしたいものですね…。

マラソン大会に限らず、ランニング中は多少は人目に付くところを走ることも、心肺停止になった時のことを考えれば効果的かな…どうせ、今年のクリスマスも予定のないような生活を送るぼっちランナーの管理人であれば尚更(涙)