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長距離ランナーがスタート前にペチペチ足を叩く行為は何のためにやるのか?

陸上長距離や駅伝、マラソンのスタート前に、ランナーが自分の太ももやふくらはぎなどを手でペチペチと叩く行為をすることがあります。この行為を管理人は「足ペチ」と呼んでます。

では、この足ペチが実際にどういう効果があるのかを分析してみました。

 

 

不安になると自分の体を触りたくなる?

スポーツに限らず、人間は不安や緊張、ストレスを感じると自分で自分の体を触ってしまう行動をとります。

例えば、なんとなく自分で自分の手を握っていたり、眉や鼻を触ったりとか、指を口元や唇に当てる、手を頭に当てる、髪の毛を触ってしまう、爪を噛む、股間に手を…(以下略)など、日常生活で知らないうちにこれらの行動を取っていたということはあることでしょう。

このように自分の体を触る行動を「自己接触行動」といい、無意識のうちに自分の体(皮膚・肌)を触ることで緊張感を和らげる効果があります。

自己接触行動という観点から見れば、スタート前の足ペチもできるだけ緊張感を和らげる為に行っている行動の一つとして考えることができるでしょう。

…まぁ、管理人も実際に足ペチするのでわかりますが、服の上から自分の体を触っても、なんとなくですが落ち着くどころかぞわぞわしてしまいますね…。自分で自分の肌を触ることで、なんというか…こう、実家のような安心感を味わえます。

 

足ペチは気合を入れるため ルーティンの一種

足ペチをすることは、ラグビーの五郎丸選手が行って事で有名になったカンチョーのポーズ「ルーティン」の一つとも考えられます。

ルーティンとはで、普段行っている行動をスポーツなどの緊張している場面で行うことや行動そのものを指す言葉で、ルーティンを行うことで緊張感をいい感じに和らげ、本来の力を発揮しやすくします。

人によっては、ルーティンをそこまで堅苦しく考えずに、ほどよくリラックスさせ気合を入れるために行うもの、験担ぎやおまじないのようなものとして行っていることもあります。

実際に足ペチすることで、「よし、これから走るんだ!」と気合を入れたり、「落ち着いて自己ベストを出すぞ!」と意気込むランナーもいるので、ルーティンの一種と見ていいでしょう。

関連:試合や大会で緊張するのは自然なこと 緊張感をコントロールする方法とは

 

 

ランパンの短さが足ペチをしやすくする

陸上競技やマラソンランナーの服装を見たり、実際にユニフォームを来たことがある人ならわかると思いますが、これだけ太ももが出ている(=下半身の露出度が高い)ユニフォームは他のスポーツではそうありません。…あっても水泳かビーチバレー、ボクシング、相撲ぐらいかな…現に水泳でも足ペチしている人はいますね。

大抵のスポーツは、太ももはユニフォームで覆われており、下半身はちょうど膝が出るくらいの長さ、あるいはそれ以上なので、直接太ももやふくらはぎをペチペチ叩くことは不可能です。

なお、上半身も陸上競技やマラソンランナーはタンクトップ姿と割と露出度は高め。下手すりゃ、ヘソ出しのユニフォームも…

他のスポーツのユニフォームだと腕や手首まで覆っている物が大半なので、それと比較すれば露出度の高さが際立ちます。

 

スポーツの特徴やプレーによっては肌の露出度を増やしてしまうと、コンタクトプレーによる怪我を増やしかねないですが、陸上競技やマラソンに関してはコンタクトプレーが起きる心配はまずありません。

走りやすさや動きやすさのことを考えると、陸上競技やマラソンではなるべく身軽であることが重要であり、走る種目だと足全体を晒すようなデザインにすることが効果的。(もちろんスパッツでもOK。)

加えて手をだらんと垂らすと大体手の位置が太ももに来て、太ももを叩きやすいっていうこともあいまってか、ランナーが自然と足ペチをしやすいのも特徴的。

このように、陸上競技というポーツの特徴にぴったりなユニフォームのデザインが、足ペチをしやすくすることに貢献している考えもできます。

 

 

まとめ

  • 緊張感やストレスで自分で自分の体を触ることがある。足ペチもその一種と考えられる。
  • 足ペチは、気合を入れたり精神を落ち着けるルーティンの行動の一種。
  • 比較的露出度が高いユニフォームなので、足ペチをよりしやすくなっている。

 

余談

まぁ、スタート前になると周りのランナーが自然とペチペチ足を叩きだすので、雰囲気に飲まれて自分も叩いてしまうことがありましたね…。

初めて陸上競技場で走った時に、周囲のランナーが一斉に叩き出したのに正直呆然としてしまった後に、自分も叩かなくては、と焦ったのはいい思い出です。

あまり関係のない話ですが、今年の管理人はどちからといえば自分の足よりも尻を叩かないといけない気が…主に仕事と私生活において…(汗)

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